患者様の症状にもよりますが、透明なマウスピースを使用するマウスピース矯正か裏側矯正治療をお選びください。お子様の場合は、夜間のみ使用するプレオルソマウスピースをおすすめしています。

現在の歯並びの状態が患者様のご希望に添える場合は、抜歯をしない治療計画をご提案します。歯を並べる隙間を確保する方法はいくつかあり、患者様の状態に合った最善の選択をいたします。そのため、歯が大きい場合や、前歯を引っ込めたい場合はスペースを一番確保できる抜歯を提案することもあります。

原因は「細菌」です。歯の神経が生きていれば、根管内は無菌状態です。しかし、むし歯菌によって歯質が溶け、何らかの原因で細菌が歯髄にまで達すると、歯髄が感染炎症を起こし、歯根にトラブルが起こります。

残念ながら後戻りをする可能性はあります。人間の歯は矯正治療をする・しないに関わらず、少しずつ動いています。そのため、治療をした後も何年も同じ状態を保つことは難しいものです。ただし、リテーナーを使用することでその動きを最小限に抑えることはできます。後戻りを防ぐには、治療後に定期的なメンテナンを受けることが大切です。

はい、行っています。部分矯正は前歯のみの矯正を希望される方が多い矯正方法です。また、適応には大きく分けて２つの条件があります。 ・前歯のでこぼこやすきっ歯が軽度である ・前歯が前に出っ張っていない 実際、希望者に対して適応者は半分程度になります。費用や期間の問題で部分矯正のみをご希望される場合は、先にお伝えいただいくとスムーズです。

もちろんお気軽にご相談ください。噛み合わせや歯並びが気になっていたり、学校の検診で不正咬合と指摘をされたら、治療をするかどうか決めていなくてもまずはご相談されることをおすすめします。 初診相談にいらしていただき、お顔のバランスや歯並び・噛み合わせなどを確認し、診て分かる範囲で治療が必要かどうかを診断します。治療が必要な場合、治療についての説明をさせていただきます。矯正にかかる費用や治療期間もお伝えします。そちらを踏まえて矯正治療を希望されるということでしたら、後日次のステップの検査をいたします。 検査では歯の大きさや、歯と歯列弓のバランスを確認するために上下の歯型を採ったり、審美性も治療計画に含まれていますので、お口の中とお顔のお写真、肉眼では確認できない歯茎の中の骨の状態を確認するためのレントゲン写真を撮影します。 ここでの検査結果をもとに、現在の問題箇所や治療方針をご説明しますので、患者様にご納得をいただいたら治療開始という流れになります。実際に治療を受けるかどうかがまだ決まっていなくても問題ありませんので、一度お気軽にご相談ください。

前歯が前に出ていたり、下の歯が上の歯より前に出ているような方の場合、矯正治療によって歯が正常な位置に移動することで唇も自然な形になり、正しい噛み合わせになることでお顔の左右のバランスも改善されて口元が引き締まるなど、見た目の美しさも治療計画に含まれているため、審美性も大切な目的の一つですが、矯正治療の目的はそれだけではありません。 歯並びが整うことや噛み合わせが正しくなることで、発音が正しくできるようになったり、むし歯や歯周病になりにくくなったり、噛み合わせが悪いことによって起こる頭痛や肩こり、胃腸への負担などが改善されて体調が良くなるなど、口腔状態が体へ与える影響を改善し、健康を増進させることも大切な目的の一つです。 そして何より、噛み合わせを改善することで歯にかかる無駄な負担を軽減することができ、大切な歯の寿命を長くすることができます。

矯正治療を行うにあたって、抜歯は必ずしも必要なわけではありません。歯並びの状態によっては抜歯をしなくても治療が可能な場合もあります。 当院では、健康な歯をできるだけ削ったり抜いたりせずに治療を行えるよう最善を尽くしておりますが、患者様の状態によっては抜歯を選択した方が良いと判断される場合もあります。 例えば、検査の結果で歯と顎の大きさのバランスが非常に悪く、歯をきれいに並べるスペースがないと診断した場合は、抜歯が必要となることがあります。 軽度の重なりや突出の場合は、歯列を広げることで抜歯をせずに矯正を行うことができますが、抜歯をするか・しないかのどちらを選んでも良いケースもあります。治療期間や見た目の美しさ、治療後の歯並びの安定度は抜歯をするか・しないかによって変わる場合もありますので、その際は詳しくご説明いたします。